五分足とは、「5分間」の価格の値動きを1本の棒(ローソク足)で表したものです。
デイトレードなど、短期間で売買を繰り返すスタイルで非常によく使われる時間軸です。1時間で12本、1日で(市場によりますが)多くのローソク足が形成されるため、細かいトレンドの変化を追いかけるのに適しています。
目次
ローソク足が表す4つの価格
1本の五分足には、その5分間のドラマが凝縮されています。
| 用語 | 説明 |
| 始値(はじめね) | その5分間が始まった瞬間の価格 |
| 終値(おわりね) | その5分間が終わった瞬間の価格 |
| 高値(たかね) | その5分間で最も高くなった価格 |
| 安値(やすね) | その5分間で最も安くなった価格 |
- 陽線: 5分前より価格が上がって終わったもの(一般的に赤や白)
- 陰線: 5分前より価格が下がって終わったもの(一般的に青や黒)
五分足を使うメリット・デメリット
メリット
- 直近の勢いがわかる: 今まさに買われているのか、売られているのかを素早く察知できます。
- エントリータイミングを取りやすい: 日足や1時間足で大まかな方向性を決め、五分足で具体的な「買い場・売り場」を探すといった使い方が一般的です。
デメリット
- 「だまし」が多い: 短い時間軸のため、一時的なノイズ(突発的な注文)でチャートが乱れやすく、予測が外れる確率も上がります。
- 忙しい: 5分ごとに形が確定するため、常に画面をチェックする必要があり、精神的な疲労が溜まりやすいです。
よくセットで使われる用語
- 上位足(じょういあし): 1時間足や日足のこと。五分足でトレードしていても、大きな流れ(上位足)に逆らわないのが鉄則と言われます。
- 確定(かくてい): 5分が経過し、ローソク足の形が固まること。トレードの判断は「足が確定してから」行うのが基本です。
短期決戦には欠かせない指標ですが、五分足だけを見ていると「木を見て森を見ず」になりがちなので注意が必要ですよ。
