「特別買い気配(とくべつがいけはい)」の略称です。
簡単に言うと、「買いたい人が多すぎて、売買が成立しないパニック(嬉しい悲鳴)状態」のことです。
どんな時に起きる?
株取引は通常、オークション形式で「売りたい価格」と「買いたい価格」が一致したところで成立します。
しかし、何らかの好材料(サプライズ決算、提携ニュースなど)が出て、現在の株価よりずっと高い値段でも買いたいという注文が殺到すると、バランスが大きく崩れます。
このとき、急激な価格変動から投資家を保護するために、取引所が一時的に売買を止めて、周囲に「今、これぐらいの価格で買いたい人が並んでますよ」と知らせるのが「特買」の状態です。
特買になるとどうなる?
気配値が更新される: 一定時間ごとに、取引所が少しずつ気配値を切り上げていきます。
板に「特」と表示される: 証券会社の板情報を見ると、現在値の横に「特」や「特買」というマークがつきます。
売買成立まで待機:売り注文が出てきて、買い注文とバランスが取れるまで、取引は成立(約定)しません。
逆に、売りが殺到して止まっている状態は「特売(特別売り気配)」と言います。
株価がグンと上がる前兆なので、持っている株がこれになるとワクワクしますが、寄り付いた(売買が成立した)直後がピークで、そこから急落することもあるので注意が必要ですね。
